埼玉県戸田市教育データ利活用アンバサダーについて

 だいぶ更新が滞っていましたが、新年度になり、ぼちぼち更新をしていこうと思います。

昨年、埼玉県戸田市教育委員会の教育データの利活用アンバサダーに就任しました。2月には、さっそく、主幹教諭・教務主任の先生方を対象に、教育データの利活用についてオンラインで講習をさせて頂きました。

以下は、参加していただいた先生方の感想の一部です。

 

Ø  データをみる力、データを活用する力が全てに関わっていることを改めて実感しました。

Ø  エビデンス・データを利活用する意欲はあるものの、分析の仕方・見方の知識が乏しく、効果的な検証に繋がっていないと感じます。無駄のないサイクルを回すためにも、先生のおっしゃる血肉の通ったデータにしていくよう、学びたいと思いました。

 

Ø  「本当に大切なことに注力する」という言葉が心に残りました。本当に大切なことは何か、それに時間を費やすためには、どうすべきなのか考え行動していきたいと思いました。また、先生たち一人一人が仕事で大切にしたい・こだわりたいことが微妙に違うということも働き方改革の難しさとして感じます。それぞれが大切にしたいことに時間を使えるようにすることも働き方改革の一つなのかもしれないと協議を通して感じました。そのためにも、データをうまく活用し、本当に大切なことに注力できる学校を目指して次年度の計画を考えていきたいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。書籍も大変参考にさせていただきます。

 

 これまで、データの利活用やエビデンスといった言葉を教育長はじめ町全体として進めていこうと様々な取り組みをされてきた土壌が戸田市さんにはあり、参加後の感想に研修を前向きにとらえて頂いたようです。

 一方、「では、自分の学校ではどうするのことがエビデンスに基づく・データの利活用になるのか?」という問いや「学校課題に向けて、より積極的にエビデンスやデータを参照していきたい」という御期待に対して、今後は、個別の学校への支援を継続的にしていく予定です。

 こちらもこれから楽しみです。

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戸田市教育委員会教務主任研修会2023.2.17.pdf
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