著)サンドラ・M.ナトリー ・イザベル・ウォルター ・ヒュー・T.O.デイヴィス
訳)惣脇宏・豊浩子・籾井圭子・岩崎久美子・大槻達也
エビデンスの活用についてまとめた本です。エビデンスの活用を学術的に詳しく知りたい方にお勧めです。
国立教育政策研究所 編
エビデンスの産出・活用について、その国際的動向や、医学などの先行分野における取り組みを概観するとともに、日本の教育分野における将来性や課題を明らかにしています。エビデンスと教育について基本を知りたい方は、まずこの本を!
国立教育研究所で開催された国際シンポジウムの記録も掲載されています。
OECD教育研究革新センター【編著】 岩崎久美子 菊澤佐江子 藤江陽子 豊浩子【訳】
日本で初めて「エビデンス」と「教育」に関して出版された書籍です。教育研究とエビデンスを合わせてご覧ください。
上記は、本研究会の主要参考文献です。
大江 耕太郎 大根田 頼尚 著
教育現場におけるデータの収集から分析、さらには効果的な活用までを網羅した実践的なガイドです。教育の世界ではデータの重要性がますます高まっており、本書はそのニーズに応えるべく、具体的な手法やツールを紹介しています。
データの収集に関する基本から、高度な分析技術、そしてその成果を具体的にどのように生かすかまで、一貫してわかりやすく解説されています。
本書を読むことで、教育関係者やデータ分析に興味を持つ方々は、より効果的な学習環境の構築や生徒のパフォーマンス向上に向けて、教育データに関するスキルと知識を身につけることができるでしょう。
同時に、教育において数値の分析によって把握できることは一部に過ぎず限界があるという前提の下で、数値を無視するのではなく、いかに適切なデータ収集・分析・活用をするかについてアイデアを示しています。
『学校の時間対効果を見直す!-エビデンスで効果が上がる16の教育事例-』森俊郎・江澤隆輔 著
宿題、部活動、指導案…
学校で「普通にあるもの」が増えすぎて教師が多忙化している現状で、働き方改革や見直しが叫ばれています。
でも、「どうやって見直せばいいの?」…
この回答は、あまり具体的に提案されていません。
そこで、本書では「エビデンス(科学的根拠)」を学校の取組みの見直しツールとして提案します。
①取組みのねらいや現状を明確にしたうえで②「エビデンス」を探し、③時間対効果があるのかどうか見極めるーという実践的な方法を提案!
楽しいイラストと、よくある学校をモデルにしたストーリーで、楽しみながら読める構成になっています。
2019年7月26日発売!!
申し込みは こちら
様々なメディアで取り上げて頂きました。即重版となりました!!
※紀伊国屋新宿本店週間ランキング第1位!MARUZEN&ジュンク堂書店梅田支店週間ランキング第1位!
Amazon(学校運営部門)7月15日~8月26日まで第1位!
岐阜新聞、福井新聞、月刊情報誌SAKURA、日本教育新聞社などに掲載。
書評
デューイは「エビデンスとはルールを示すものではなく,合理的な
本書の副題には「エビデンスで効果が上がる」とあるが,その内容
なお,コラムには,教歴30年の教師の教師による,校内研究で「
本書の内容は,学校教育の「エビデンスに基づく」過度な能率化を
国立教育政策研究所 山森光陽
杉田浩崇・熊井将太(編)/2019年9月
客観的・科学的根拠とされる「エビデンス」は中立か?
エビデンスを教育に取り入れることの内実を、政策/実践/研究の面から推進・批判派の両主張とともに検討。不確実さの含まれる教育という営みにおける判断のあり方を問い、多様な理解と評価に向けた新たな道標を示す。(春風社HPより抜粋)
(ISBN 9784861106583)
杉谷和哉 (著)– 2022/4/19
ステークホルダーが数多く存在し、不確実性が伴う政策において社会全体の問題が解決されるという魔法の杖は存在しない。この困難な状況のもとで、いかにエビデンスをもとに政策を立案し、実現していくのか。本書は、広範な文献渉猟を通じて、各国の状況と日本の歴史・思想的背景ならびに政策立案の過程を紐解き、政策形成をめぐるエビデンスのかたちを模索する基礎的研究である。
亘理 陽一 (著), 草薙 邦広 (著), 寺沢 拓敬 (著), 浦野 研 (著), 工藤 洋路 (著), 酒井 英樹 (著)
2021/9/25
1990年初頭に広がった「エビデンスに基づく医療」の議論を受け、英語教育の世界においても、「エビデンス」に基づいた英語教育研究の必要性が盛んに言われるようになった。本書では、英語教育研究におけるエビデンス利用の可能性、意義だけでなく、その問題点についても厳しく問い直し、英語教育研究のパラダイムシフトを提案する。2016年出版『はじめての英語教育研究』の続編。英語教育研究者、とりわけ論文査読者必携。
【2019年ノーベル経済学賞受賞!】
近年、注目を集める因果推論。その代表的手法であるランダム化比較試験(RCT)を用いた政策効果の測定方法を、第一人者が解説。
■日本経済新聞2019年8月31日付、「活字の海で」掲載
「「因果関係」を見極める力 ビジネスに効く最新の教養」
編集委員:前田裕之
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO49208630Q9A830C1MY5000/
(日本評論社HPより抜粋)
教育政策はなにをもってして決定されるべきか。
教育政策を評価するに際し、何を、どのように検討すればよいのか。科学的根拠に基づく知見であるエビデンスの意義や活用方法を解説。
政策だけでもなく、実践を考える際にも示唆に富む文献です。
D.ブリッジ 編著
P.スメイヤー 編著
R.スミス 編著
柘植 雅義 編訳
葉養 正明 編訳
加治佐 哲也 編訳
システマティックレビューについてまとめられた専門書。
ロンドン大学David Gough教授の書籍です。システマティックレビューを本格的に学びたいという方には必読の書です。
岩崎久美子他
小学校で研究を行う際の手引書を目的に執筆・編集された書。教員によるこれまでの研究スタイル、研究を小学校で行うやり方、政策で求められるデータについて触れた後、「データをつくる」、「データをつたえる」、「データをつかう」の3つの側面からアプローチ。
中室牧子 著
「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、
「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。
そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が個人の経験から述べる主観的な意見よりも、
よっぽど価値がある―むしろ、「知っておかないともったいないこと」ですらあるだろう。
本書は、「ゲームが子どもに与える影響」から「少人数学級の効果」まで、
今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊である。(Amazon.comより抜粋)
西川 純
10年以上(1999年当時),現場からの現職派遣院生の論文作成の指導に携わった筆者が,多くの現職派遣院生・学生・院生のほぼ同様の躓きに気づいて,書いた本です。その躓きは,「研究のとっかかり」,「データの定義」,「具体的な記述」だと述べています。その解決を含めて,論文全体の構成から,調査方法・分析方法など全てを網羅して解説してくれる良書。現場実践を対象に実証的な研究をしたい方にお勧めです。