日本学術会議 心理学・教育学委員会・情報学委員会合同 教育データ利活用分科会 より以下の資料が公開されています。
我が国における教育データの 利活用に向けた提言 ―エビデンスに基づく教育の推進―
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/pdf24/siryo286-5-5.pdf
教育のデータ活用に関して現状を踏まえ、いくつかの提言がまとめられています。
かなり現実的な提言であり、とても好感をもてました。
とくに、教育データサイエンティストの育成です。
教育データサイエンティストとは、簡単に言ってしまえば、教育データをよりよく活用し、政策や実践の改善に努める担当者のことです。
これが現状、日本の教員養成や政策や実践の現場で育っていない。
全ての教員でなくとも、学校に一人(研究主任や教務主任等)、その役割を担っていくとかなりエビデンスに基づく学校改善の文化が根付いていくことでしょう。
こういうコースがどこかの大学のコースでできたらいいですね。
既に、そう考え・動いていらっしゃる方もいますね。
今後に期待です。