「エビデンスに基づく教育について、諸外国はどうなっているでしょうか?優れた取り組みがあれば教えてください。」
先日、このような質問を頂きました。
既に田辺さんが2009年にアメリカのWWCについて報告されていたり、三菱UFJさんが、イギリスのEEFなどを報告されていたりします。
ここでは、まだ日本にはほとんど紹介されていない、ニュージーランドの優れた取り組みを紹介します。
それが
BES(Iterative Best Evidence Synthesis)
です。
NZには、先住民などとの教育格差が問題視されてきました。そこで、そのような教育格差の是正を目指して、このBESプログラムが立ち上がりました。
教育に関するエビデンスを、児童生徒、家庭や学校の先生に無償で提供しています。
とにかくエビデンスを使ってもらえるように、パンフレットや簡単な動画という形式で分かりやすく伝えています。
教職員組合や全国校長会など、国内の教育関係者から大絶賛を受けている取り組みです。
NZ教育省のアンドリューさんがこのプログラムの立役者です。
彼女は、非常に紳士的であり、このBESを力強く推進しています。
彼女の書いた様々な有効な資料が以下に掲載されています。
https://www.educationcounts.govt.nz/publications/series/2515
EBE研究会HPのリンク先にも設定しています。
このBESの資料を参考に、私は、エビデンス活用の教材を作成しようと現在、試みています。
でき次第、どんどん限定ページにアップしていきます。