3つの視点で教育を見直す

これから学校では、様々なもの・こと(行事・指導方法等々)が見直しされていくと思われます。その際に、3つの視点を用いると、個人の頭の中でも、会議の話し合いの場でも、すっきりと整理することができるはずです。

 

3つの視点とは・・・

・実態(目の前の子どもや学校)はどうなっているか。(場)

・エビデンスはどうか。(エビデンス)

・その考えにある目指す物・ねらいは何か(価値)

 

基本的に、みんな良かれと思って考えや意見があります。もっと教育を良くしようという。その中で自分の考えや他人の意見と折り合いがつかない場合は、この3つの視点で振り返り、今、どこの視点について考えを巡らせているのか、どこの視点が十分でないのかと考えてみましょう。

 

声の大きい人の意見で決定してしまうような会議がなくなるといいのですね。

 

拙著『学校の時間対効果を見直す!エビデンスで効果の上がる16の教育事例』学事出版では、4つのフレームワークとしてまとめてあります。まだご覧になっていない方はぜひ。